「パパすごいー!!」そんな人生にしたい

 

子供がいたら

少なくとも掃除洗濯料理くらいはまかせたい

 

 

僕自身はそんな役割もなく、居場所がなかったから、、

 

 

「なんか僕にできることある?

「んー別にないよー

 

 

祖父母と母と妹と5人で暮らしてる

小学4年生時代

 

 

僕は家での役割がなかった

 

 

朝食はソーセージとレタスを挟んだ食パンを2枚、おばあちゃんが作ってくれ

 

 

洗濯もお母さんか、おばあちゃんがやってくれ

やることは

 

 

どさっと置かれた

僕の服か、妹の服か

 

 

それを一つ一つ丁寧に畳んで

タンスにしまうことのみ

 

 

掃除もおばあちゃんが人知れず

 

 

掃除機をかけたり

風呂を掃除したり

食器を片付ける籠のカビをとったりして

 

 

僕は家では特段やることがなかった

 

 

ただ、自室でいるだけ

座ってるだけ

 

 

お母さんは教育熱心だったんだろうか

 

くもんだか、ドラゼミだか、Z会だか

やたら教材を買っていた

 

 

ただ、僕はと言うと

 

 

くもんの宿題は一切やらず

ドラゼミもちょっとだけやってそれだけだ

 

 

自分から勉強したことを

話すこともなかった

 

 

家では近くの友達と外に行くか

妹と遊ぶか

 

またはゲームをやるくらいしかなかった

 

 

このゲームの内容も

自分から話すこともなかった

 

またお母さんから聞くこともなかった

 

 

僕は家の中で

 

 

掃除をする人でも

料理をする人でも

ましてや、勉強もすることはなかった

 

 

ただ、楽しそうなことを追うだけだった。

 

 

そして時はすぎ、20代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今、楽しそうなことはおっていない

 

 

正確には

 

 

「一切人の役に立たないような一見楽しそうなこと

 

 

ゲームをやって親が喜んだか?

そこでボタンをパチパチ押したことが今、何かの役に立っているか?

 

 

答えはno

 

 

断言しよう

認めたくないが

 

 

僕はかなり無駄な時間を過ごしてきた

 

 

だったら

 

そうじでも、洗濯でも、なんでもいいけど

自分から、やればよかったと思う

 

 

目指していることがある

 

 

理想は僕は仕事ばかりやって、お客様を喜ばせまくり

 

 

その姿だけ見せ

子供には何も言わないこと

 

 

例えば社長だったら

会議中の防犯カメラでもなんでも流せばいいかもしれない

 

 

別に話す必要はない

ただ、やっていることを見せればいい

 

 

それを見て

子供が

「パパすごい!

 

って思ってくれたら最高だ

 

 

「パパしょぼい、、、

 

 

って言われても

 

 

たくさんの人が喜んでくれ

お金稼げればオールOKだ

 

 

仕事してる姿を見せる

で、何も言わない

 

 

僕自身、なんの役にも立たないようなことしかやってこなかったように思えるからこそ

 

 

パパすごい!僕もやりたい!!

 

こんなふうに思ってもらったらと思う

 

 

 

そうじでも、洗濯でも

人の役に立つことを

 

 

 

 

もしもたまに一緒に遊ぶ時があったら

 

 

仕事の内容を話して考えさせること

そして何より自分が何をなしたいか

それを話せれば後は別段話す必要もないのではと思う。

 

 

 

僕にできるかどうかだけど

やりたいことだから、やる価値はある

 

 

それを目指しているし

そうなるためなら

 

 

怒られるし、批判も構わないし

1人で色々やる

 

 

子供がいたら少なくともそうじ洗濯くらいはまかせたい

 

 

欲を言うなら、仕事してる姿を見せて

「僕もこうなりたい!お父さんどうやったらこうなれるの?

 

 

と言うふうに思ってもらえたら幸運だと思う