オーダーを100%間違えられずに注文する方法

f:id:sabu-futatumeno:20200621133512j:image「あなたの好きなハンバーガーはなんですか?」

 

開口そんな風に話し出した僕はなかなか変人かもしれない

 

 

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とあるハンバーガーショップ

注文するときのこと

 

 

お昼の12:00ごろ

人通りも多い日曜日のマックの店内を僕は見つめていた。

 

 

お昼の日曜日ともあってカウンターには店員さんが三人ほど

 

お客さんも三人くらい並んでいる。

 

 

「セットメニュー食べよっと」

 

ときめて三人ほどの行列の一部になって待つ。

 

 

10歳くらいの女の子を連れた30代くらいの女性、二人の家族や

 

20代前半同士だと思われる男女のカップルが雑談に花を咲かせるなか

 

僕は店員さんを見つめていた。

 

対応するのは全て女性で

 

注文を受ける女性が三人と

商品を渡す女性一人が対応していた。

 

また、厨房の奥では、八人くらいのスタッフさんが忙しそうになんかやってる

 

ポテトを作っているのだろうか?

ドリンクを注いでいるのだろうか?

 

 

何をやっているのかは詳しくはわからないけど

 

 

「男性は絶対料理を作る側に回されるのだろうか」

 

とか思いながら、ついに注文が僕の番になった

 

 

「ご注文をどうぞ!」

 

笑顔で、マスクをつけた20代後半くらいの女性だろうか?

 

 

僕はこのとき何を思っていたのだろうか?

 

良くわからないが

「対応してくれるスタッフさんの好きなバーガーを食べよう」

 

と決めていた。

 

 

ご注文どうぞと言われても、1〜2秒沈黙が流れる。

 

 

僕はスタッフさんの目を見ていた。

 

 

目尻が長い

特徴的な目を持つ人だなと思った。

 

 

「あなたの好きなハンバーガーはなんですか?」

 

 

聞こえるように、はっきりとした声で言う

 

 

スタッフさんは一瞬目を見つめたまま一瞬戸惑っているようだ

 

 

「なんでしょう?」

 

「あなたの好きなバーガーはなんですか?」

 

なおも繰り返す。

 

 

するとスタッフさんは目を伏せ、メニューを見ながら

 

 

「そうですね…私だったらこのエビフィレオというのが」

 

「じゃあそれで」

「それのセットでお願いします」

 

そこからはポテトにしたり、スプライトにしたり

店内でのご利用などのやりとりをして、エビフィレオを待つ。

 

 

どうして僕の好みも問題にする必要があるのだろうか?

 

僕はチキンクリスプが好きだけど

だからどうしたというのだろう

 

そんなもの一番大事にするのは僕だけだ。

 

しかもそれよりも

 

これからバイトがあることとか

もっと大事なことは別にある

 

 

それに単純に疑問に思った

 

「僕はチキンクリスプが好きだけど、他の人はどうなんだろう?」

 

 

果たして僕はどれほどの人の好みがわかるのだろうか?

 

「お待たせいたしました。〇〇番でお待ちのお客様ー!!」

 

 

それはともかく、スタッフさんからエビフィレオのセットを受け取る

 

 

 

3回まで登ってテーブル席に座る

 

 

ポテトと、スプライトをつまみ

 

エビフィレオを一口食べてみる

 

 

「・・・・・」

 

 

「なかなかうまいな」

 

 

スタッフさんが好きなだけある

 

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これを描いたときの背景として

 

たまに注文したとき

違う商品が出てくる時があることを思い出した。

 

 

しかし

自分の好きなものを間違える人がどこにいるというのだろうか?

 

 

ふとそう思ったので

「これから100%間違えずに済むんじゃない?」

 

と思ったのでこんなタイトルにしてみました。