泣いて、泣いて、それでも読んだ本
https://www.amazon.co.jp/SHOE-DOG-シュードッグ-フィル・ナイト/dp/4492046178
僕には認めたくないことがたくさん書かれた本を
最終的に読み終えた
涙が止まらなかった
コンビニ飯の残骸や
畳まないまましわしわになった洗濯物が散乱している部屋の中
仰向けになって
ただただスマホを見て
25の男が
涙を浮かべて、涙を流して
布団を涙で濡らす光景は
自分で書いていてなかなかに滑稽だと自分でも思う
僕は自分にとって理想の女性像を思い描く癖がある
20くらいの頃からだろうか
若くて、髪が長くて、綺麗で
肌は白く、細身な女性のことを考える癖がある
ただ、ある意味、外見なんてどうでもいい、くだらないことだ
何よりも大事なのは
よく笑い、
人の話に耳を傾け、喜んできく姿勢だ
涙を流しながらスマホを見て
電源画面を落とそうとするとき
大丈夫だから、いいから、そのまま読んで
と頭の中から声が聞こえてくるような気がして
1日、泣いて泣いて
頭痛が1日治らないほど
読みたおした